社会人1年目でやらかした失敗から学んだ仕事のコツ

最近、残業しない働き方とは、仕事の全体像を把握して効率化を図ることだ。という記事をえらそーに書きました。

今でこそ「まとも」らしいですが、社会人になりたての頃はひどい失敗、はずかしいこともたくさんしました。

その失敗から学んで、今の自分なりの仕事術や考えに行き着いています。

失敗は、自分の血となり肉となります。というか、そこはもう絶対糧にしよう。

今回は失敗の見本市ということで、同じ社会人や、これから働く人にぜひ読んでもらいたいです。

同じ轍をふまないように、反面教師にしてもらえるように、煮るなり焼くなり、あなたの参考になれば幸いです。

わ、笑いたきゃ笑えよ・・・

仕事の失敗談

当時のスペックと環境はこちら。

  • 企画という名のなんでも屋
  • 相手の顔が見えないから電話するのがすごく苦手
  • 上司の指示はいつも「バシっとスマートにやっといて」
  • 前任者が天然で言ってることがよくわからない

コミュニケーション不足

ある企画を任されたが、私が担当したのは複数の関係者の間でこまごまとした調整を行う仕事だった。

相手は高齢の方もおり、メールは使えない。

電話か会うかの二択。

電話で打合せするのが嫌すぎて、片道1時間かけて対面での打合せに何度も出向いていた。

しかもその打合せでも、役割分担や流れを確認するのが甘かった。

とにかく「協力してもらう」ということで相手に過剰に気を遣ってしまい、打合せの段階で疲れていた。

結局、企画当日にそれぞれ思うような立ち回りができず、微妙な結果に。

成果もはっきりしないまま、その企画も1年で立ち消えになってしまった。

自分の時間、相手の時間、車のガソリン代、企画にかかった経費・・・

今思えば、いろいろ無駄にしてしまったなと思う。

事前の準備不足で遅刻

段取りを確認して余裕だろうと思っていたら、当日になって準備していないものがあることが発覚した。

急いで準備して会場へ向かうも、予定より大幅に遅刻。

幸いお客さんは待たせずにすんだが、上司にはしかられた。

焦って破壊

現場作業でフォークリフトに乗って荷物を動かしていた。

どんどん荷物が入ってくる。やばい、待たせてる・・・。

焦りから操作が雑になった瞬間、ガシャーンと嫌な音がした。

リフトのバックレストで、天井の蛍光管のあたりを思い切り叩いていた。

割れなかったけど、蛍光灯のフレームが大きくゆがんだ・・・。

失敗から得た教訓

基本的に誉められて伸びるタイプなので、もう叱られたくないと思い、いろいろ考えました。

打合せや問題解決には「かくれんぼう」

これからは「報・連・相」より「確・連・報」が効く
引用:東洋経済オンラインより

相談ではなく「確認」。

「どうすればいいですか?」から、

「こう思うんですがこのやり方で進めて良いですか?」という違い。

相談より確認のほうが、より一歩踏み込んだ形になります。

漠然とした最初の段階から手探りで巻き込むのではなく、

自分の考えを持ったうえで相手の意見を聞き、方向性を確認してすりあわせをします。

あなたも「夕飯なにがいい?」と聞かれるより、

「牛肉あるんだけど、今日の夕飯はビーフシチューと牛丼どっちがいい?」

って聞かれたほうがイメージがすぐに浮かんで答えやすいよね!

(どっちも捨てがたいなー。迷うなあ・・・)

すべてはタイムマネジメント

定時のなかで仕事をするために、限られた時間をいかに効率よく使うか考えてタスクを振り分けることが重要だと思う。

仕事は、準備や段取りが8割。

やるべきことが明確でない→時間配分が適当→段取りが甘い→自分だけでやる→準備不足→期限に間に合わない

負のスパイラルにはまると、すべてつながって悪い結果が押し寄せてくる。

やるべきことを明確にするには、とりかかる仕事の全体像を俯瞰(ふかん)で見る。

そして、やるべきことを細分化して、かたっぱしから片付けていく。

遅刻して怒られて、二度と同じことを起こさないよう考えた結果、そういうスタイルに落ち着きました。

想像力を働かせる

よく、労働安全の用語でヒヤリ・ハットという考え方があります。

重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見をいう。

文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」である。

引用:Wikipediaより

現場での仕事は、事故を起こさないよう慎重に作業することが大前提。

ヒヤリ・ハットの考え方、その解釈を広げてみる。

たとえば「相手にこちらの意図が伝わってないかもしれない」とか万事休す的な後ろ向きなとらえ方もあると思う。

ただ、前向きな考え方にも応用できるし、さらにすべての仕事に置きかえて考えられるんじゃないかと思う。

「相手はこうしたらもっと喜ぶのではないか」と。

相手の気持ちを推し量ることができたら、仕事の質もおのずと高まるんじゃないかと思い、試行錯誤しながら仕事に取り組んでいます。

失敗しまくればいい

いろいろ書いておいて最後にくつがえします。

失敗を成長の種だと考えるなら、失敗してもいいと思います。

ただし、それは「真剣に取り組んだ結果で、二度と同じ失敗を繰り返さないようにする」という前提の話です。

いつしか、

「いつか密かなプライドをもって仕事をするために、今はつまらないプライドは捨てよう」と思ったら

なんか吹っ切れて仕事が楽しくなったような気がします。

仕事も楽しくやりたい。仕事だからこそ楽しくやりたい。

あなたはどう思ったでしょうか。

現場からは以上です。

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