歌がいらない日本のインストバンド4選【演奏がすべてを語る】

歌がない楽器の演奏のみの音楽。正式にはインストゥルメンタルという。

噛む人が続出したのでインストと略されるようになった。

(うそです)

インストは歌がないので作業との相性が良いです。作業用BGMですね。

歌詞が入っているとどうしてもそちらに気が向いてしまうことがあるけれど、その心配は無用。

聴いていて心地の良いバンドを選んでみた。

歌詞という説明やストーリーがなくても、不思議と景色が浮かんできますよ。

SPECIAL OTHERS

スペアザ。横浜のストリートで演奏していた彼ら。

キラキラしててメリーゴーランドみたいな音楽だなと聴くたび思います。

この音楽キライな人いないでしょう。

「Good Morning」

キラキラの正体の大部分は、キーボードの音色かな。

後半に少し入ってくる歌声も楽器の一部のよう。

「AIMS」


出世曲です。

ラジオでもたまにバックで流れているのを耳にします。

JABBERLOOP

今回選んだ4バンドのなかでは、一番ジャズやファンクやラテンの形に沿ったバンドだと思います。

でも、あえてジャンルの枠をはずして、いつもキャッチーでかっこいい音楽を聴かせてくれます。

「Shirokuma」


一番メジャーであろう曲。このシロクマは、私のなかでは戦闘曲です。

士気を高めて何かに挑むとき、気持ちを奮い立たせたいときに聴いていました。

「Lowbit Funk」


ミュートをきかせたトランペットの音、そしてピコピコ音やスクラッチが良いアクセントになっています。

「Missing My Bird」


息つくひまがないトランペットとサックスのメインテーマが曲全体を引っ張っています。

気がつくと体がゆれてしまうそんな曲。

基本的に明るい曲調なのに、ピアノのメロディーには哀愁をもたせてあるところがずるいと思う。

コロムビアミュージックエンタテインメント

SAKEROCK

今をときめく星野源がリーダーだったバンドです。

惜しくもすでに解散しています。泣

「Emerald Music」


マリンバが主旋律のメロディーを担うこの曲。

トロンボーンとの掛け合いやユニゾンが良い感じです。

ベースラインが裏メロとしてよく動いているので、音に疾走感と奥行きがあります。

「SAYONARA」


今の星野源も好きですが、原点はやはりここ、SAKEROCK。

カッティングとリフをバックで細かく弾き分けてるギター。

そういうあまり目立たないところで良い仕事をする、ギタリスト星野源がとても好きです。

いろんなリズムを出して曲を展開させながらも、たくさんの音数をタイトに刻むリズム隊。

その音の中心に、ハマケンのトロンボーンの柔らかくて温かい音が際立ちます。

SOIL&PIMP SESSIONS

ソイル。DEATH JAZZ(デス・ジャズ)を自称するだけあって、激しくとがったサウンドが多いです。

硬派で男くさくてかっこいい音楽です。

「POP KORN」


パリっとしたトランペットの高音は、さっきのトロンボーンとは対照的です。

同じ金管楽器でもこんなに音の幅が違って聞こえるんです。おもしろい。

「ユメマカセ」


最近では、RADWIMPSの野田洋次郎氏とコラボレーションもしています。

過去には椎名林檎をフィーチャーしたり。

いろんなボーカリストを迎えてバンドの色を変えて魅せる、東京スカパラダイスオーケストラみたいですね。

まとめ

頻繁にかっこいいという表現を使ってしまいますが、その感性は人それぞれ。

心の琴線に触れる新しい音楽がすこしでも見つかるといいなと思います。

現場からは以上です!

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