「音楽は好きですか?好きなバンドはいますか?」

「気になるアイドルはいますか?推しは誰ですか?」

「なぜその人たちを好きになったんですか?」

そうやって人にも聞くけど、自分にも問うことがある。

私はいま30代ですが、活躍しているバンドやアイドルは10代後半から20代という子たち。

自分が学生時代に聴いていた息の長いバンドや、同世代のバンドももちろんまだまだ音楽シーンでの影響力はある。

でも、若い世代がどんどん出てくるのは世の理(ことわり)です。

最近のアーティストはもう兄弟とも言えないような世代だし、
自分が年を重ねてきたせいか、いまいち歌詞の内容に共感できないなと思う瞬間もあります。

それなのに、なぜバンドやアイドルにハマるのか。
気づけば夢中になってしまうのか。

理由?

メロディー、歌詞、容姿、パフォーマンス...

もちろんそう、シンプルにこれらに惹かれる。

どの要素も理由としてそれらしいけど、
何かそれだけじゃないような気がして、しっくり来なかったんですよ。

そういうわけで、自分でも長いことバンドやアイドルに夢中になる核心的な理由が分からなかったんですが、
先日「これだ!」と思わず声が出そうになったことがあった。

このツイートです。

これだけファボついてるということは、それだけ共感する人が多いということですね。

成長していく過程に魅せられる

先ほどのツイートはジャニーズについての言及なんですが、私は「バンド」や「アイドル」に言い換えても同じことが言えるなあと思ったのです。

私の場合は、ですが。なぜそう思ったのか。

ちょっと私自身の話をすると、
10代後半〜20代半ばまで、人生の夏休みと言われる大学生活を東京あたりで過ごした。

その期間を漫然と過ごしたわけではなく、バンド活動にいそしんだり、バイトに精を出してみたり。
行きたい場所へ行き、興味があることには片っ端から手を出した。
むしろ、充実した時間を楽しく過ごしてきたと思う。

だけど結局、その中の一つとして、何か成し遂げたな、やり切れたなと心から思えるものは無い。

それが良いとか悪いとかいう話ではなく、
たぶん多くの人が通過する「よくある話」なんだと思う。

だけどそうやって、キラキラして楽しかった一方で何の形にも実らなかった思い出が残っていて。

その自分の思い出を無意識にバンドやアイドルに重ねているんだと気づいた。
そして勝手に想いを託してしまう。
夢を叶える姿を見たいと思ってしまう。

今思えば貴重な20代の濃密な時間を、一つのことにひたむきに捧げる姿に、
どうしようもなく心打たれてしまうんだと思う。

音楽は大好きだけど、メジャーデビューを目指すとか、会社員を捨てるとか、そういう行動を起こしたことはない。

でも、そういう安定した道を絶ってでも、
努力して夢を実現していく人には心底憧れてしまう。

真剣に曲を作って、思いを歌詞に託して、血管を浮き立たせて歌う姿。
爆音で楽器を鳴らす姿。
汗を飛ばしながら力いっぱい踊る姿。
MCで言葉に詰まりながらもしっかりフロアを見て話す姿。
そんな姿を見てしまったらもう目が離せなくなる。

勝ちに行く真剣さとか、涙するほどの真っ直ぐさとか、
誰も見ていないとしても、私はもうそういう姿はさらけ出せないかもしれないから。

だからそういう姿を見せられたらもう無理。
一気に好きになってしまう。

気になると、ライブやインタビュー、ドキュメンタリーを通じて、生々しい一面を見たいとさえ思う。

本当、チョロいなって話だけども。

それから。

みんな何だかんだいってジャンプが好きだと思うんですよ。
週刊少年ジャンプ。
努力、友情、勝利。
下克上とサクセスストーリーが見たくなる。

努力によって自分を磨いて、出来ないことが出来るようになっていく。
その過程を恥じずに魅せていく。

大きくなっていく姿を見届けたいと思わせてくれる。

そこにはもしかしたら「自分が成し得なかった」という意味合いも含まれるのかもしれない。

だから、年齢とか関係なく、真剣で努力してる人は美しいしそういう姿に惹かれる、ということを改めて実感した。

そういうわけで、たぶんこれからも音楽が大好きだし、好きなバンドもアイドルも出てくると思う。

私も何かしら自分を更新し続けたい。

そんな話でした。

"ジャンプみたいな人たち"の今を見てほしい


出典:GANG PARADE Official

冒頭で出たジャニーズについてのツイートとか、「努力、友情、勝利」というジャンプの三大要素のことを考えていて、真っ先に思い浮かんだグループがある。

今とても好きで夢中になっている人たちがいる。

GANG PARADE(ギャングパレード)というアイドルだ。

アイドルというけど、曲調はEDMが多いので感覚的にはバンドに近い。

アイドルってだけでナメてかかる人にも見てほしい。

GANG PARADE(ギャンパレ)は今まで様々な苦難があった。

同じWACKという事務所内の他グループ(BiSH、BiS)が順調に売れていくのを横目に、もどかしく足踏みしているような状況だった。

しかし、ついに昨年から勢いがついてきて、短期間でキャパの大きい会場を続々とSOLDOUTにしている。

魅力は、7人のタフな歌とダンス。

そしてメンバーそれぞれの個性がありながら、チームワークの良さがすごく伝わってくる。

大好きだなーほんと。

「努力、友情、勝利」を地で行っていて、彼女たちはまさに今、下克上とサクセスストーリーを体現し始めていると感じる。

今年、2018年売れると思うし、一気に売れて、たくさんの人に見てほしい。

アイドルを抱えるWACKは、グループも一人一人の魅せ方も本当に上手い。

ライブは撮影OKで、SNSやYouTubeにもライブがどんどんあがっている。

私はもうすっかりWACK SLAVEになっている。

その話についても、そのうちあらためて書きたいと思う。

こんな記事も書いているので、良かったら読んでください。
シティ・ポップ リバイバルで注目されているSuchmosとceroだけど、音楽性やルーツの違いについて考えた。

ではまた。

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