上の世代に「最近の音楽はわからん」とか「ガチャガチャしてる」とか言われるの、もううんざり。

笑顔で聞き流して、心の中で真顔。

「そうですよね~、徳永英明とかユーミンとか良いですよね!」

上の世代が若いころに聴いていたであろう、昭和の邦楽はもちろん素晴らしいと思う。

でも若い世代もそのDNAを受け継いで、かっこいい音楽を鳴らしているんだ!

今回は、日本の至宝「はっぴいえんど」。このDNAを受け継いでいる2つのバンドについて書きたい。

2バンドとも、はっぴいえんどに影響を受けていることを公言している。

私の中で、この2バンドはおそろしく似ていて、どっちか分からなくなることが多々ある。名前も3語で似てるし。

でも、両方おすすめなので聴いてほしい。

はっぴいえんどという伝説のバンド

まずは、今までどこかで耳にしたことがあると思われる超有名な曲をどうぞ。

「風をあつめて」

ひとことで言えば、情緒や風景が浮かんでくる音楽。

まだフォークが主流だった日本に現れた、初めての「シンガーソングライター」的なバンド。

日本語ロックの元祖で、いまもJ-POPの歴史に大きな影響を与えている。

そんなはっぴいえんどの音楽に影響を受けた2つの若い音楽。

どんな音楽なのか順番に聴いていく。

never young beach~西海岸のはっぴいえんど~

ネバーヤングビーチ。ネバヤンとか言われています。

「明るい未来」

公式サイトで「西海岸のはっぴいえんど」という表現を見つけてしまった。

明るい音楽に日本語の歌詞。

ギターが2人いてバラバラに鳴らせるから、音にバリエーションと厚みが出て、なんだかキラキラして聞こえる。

あと、サーフミュージックのようなギターのリフ(フレーズ)がBメロサビ前に鳴ってる。

そのあたりが「西海岸」と表現される理由なのでしょうか。海を舞台にしたPVが多いし。

音楽性とは関係ないですが、ギターボーカル安部くんは俳優である高橋一生の弟さんだそうです。

 

「あまりいかない喫茶店で」

「散歩してて起きたことをそのまま歌詞にしたよ~」みたいな身近な感覚を歌詞にした感じが、はっぴいえんどの普遍性に通じるのかなと思う。

yogee new waves~現代東京のはっぴいえんど~

そもそもなんて読むんだよ。ん?ヨギーニューウェーブス。略してヨギー。

「World is Mine」

静かな曲かなーと見せかけてからの、動き出すギターからの盛り上がり。

歌詞は一部、和製英語っぽいフレーズが出てきます。

他の曲でもそういう傾向があるし、間奏で決まったフレーズを口ずさんでいる曲が多い。

それからサビのフレーズが長めで、1つのメロディーの流れが大きい。歌詞というより、語りのような。

はっぴいえんどは、歌詞の背景に当時の東京を意識してたようなんだが、ヨギーは今の東京という感じがしている。

 

「how do you feel」


音楽は穏やかで、どちらかといえば言葉少なめで抑え気味に進行していく。

そう思ってたら、サビからメロディーが動いて一気にたたみかけてくる展開がたまらない。

歌詞もやさしい。

ネバヤンとヨギーの聞き分け方

やばい、似てると思われるところばかり出てくる。

・ボーカルの声。
・肩の力を抜いたような脱力感。
・バックで鳴ってるギターのリフ。
・日本語の歌詞
・音楽に歌詞を詰め込んだ確信犯的、字余り感・・・。

しいて結論を急ぐなら、

・ネバヤンのほうがボーカルの声が渋い。
・ヨギーはたまに英語が出てくる。

といったところだろうか・・・。

(うわあ・・・)

個人的には、懐古主義というか、「昔は良かったよね」みたいな意見はもったいないと思うんです。

心が動くような歌を、音楽を鳴らしているバンドはたくさんある。

それを自分から見つけに行くことをサボってるだけなんじゃないの?と。

過去の音楽を掘り下げていって、それまで知らなかった名曲を発見することもうれしい出会いだ。

また、自分より年代が下の音楽だって、今まで影響を受けた音楽を解釈してアップデートしてきてると思う。

2バンドとも精力的にライブしているから目撃して欲しい。

そして、かっこいいからあなたも聴いてほしい。

今回は結果的に2バンドを並べて紹介したかっただけの記事。

はっぴいえんどつながりで、シティ・ポップというと、こちらの音楽もはずせないと思います。

シティ・ポップ リバイバルで注目されてるSuchmosとceroだけど、音楽性やルーツの違いについて考えた。

よろしければ、こちらもあわせてお読みください。

ではまた。

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