
タイトルを見て「え、そんな方法あったら苦労しないでしょ」と思われた方もいるでしょう。
実はコンサルタントの方が書いた、noteのある記事の内容です。
Twitterでのツイートやブログを楽しみにしているこの方。
賢くなるにはどんどん間違いを犯して学ぶのが手っ取り早い。
人生スベリまくったもん勝ち。
— 服部慎也(Shinya Hattori) (@FACTDEAL) 2017年10月25日
読んだときに豪快にザクーっと心に刺さったし、
自分で実行していたことがよりはっきりと文章になった感があったので、
すこしかみ砕いて解釈して書いてみようと思います。
元のnote記事はこちら>>
逆算する方法
基準から修正する
目標設定をすることが大事だという前提のうえで、
要は、健康のためにと青汁を飲みはじめたところで、毎日マクドナルドに通っていたら意味ないでしょっていう話
まずはダイエットを例に、
「結局、良い習慣を取り入れたのに、結局悪い習慣を断ち切らずに引きずりがちだよね・・・」という指摘。
(これはわかりやすく極端な例だけど。)
じゃあ、目標に向かって正しく走れているかはどう判断すればいいの?という問いへの結論はこちら。
下の2つの視点から、「今どれくらい出来ているのか」という進捗具合を確認するということ。
1.絶対値(私的目標)としてどうなのか
2.相対値(業界の基準値)としてどうなのか
業界という言葉を「一般的な」とか「職場」「お客さん」等、内容にあわせて置きかえれば分かりやすいと思う。
「なんとなく5kg減量すればいいと思ってたけど、BMI基準では痩せすぎになるから3kgかなー」
といったように、2つの判断基準があることで目標達成となるラインを見誤らなくて済みますね。
あとは、ゴール(達成)まであとどのくらい走ればいいのかを確認して、
定期的にフォームやペースを修正することが大事。
目標設定とその実現性を考える
仕事の目標設定ということになると、目標=売上金額というケースも多いと思います。
自分が持つ商品(サービス)を目の前に広げて、目標金額の内訳を「客数×単価×期間」という要素で考えます。
次に「この商品に10万払ってくれる人いるかな?」というように現実的に達成できそうかという検証します。
その判断となるポイントは、「ニーズ・価格帯・クオリティ」です。
この3つのバランスを見ながら商品(サービス)を調整して、どういう方法で売るのか方向性を決めます。
サンプルや試食を仕掛ける
いくら商品(サービス)に自信や根拠があっても、例えば高額なものを買うにはためらってしまうことも多い。
そういう場合の対処法は、手にとってもらいやすい、間口を広くするサンプルを用意すること。
そのメリットは、マーケティングも兼ねて、商品(サービス)の魅せ方も検証できるという点です。
使ったことがない、食べたことがないものには手が伸びにくいのは、当然の心理。
そう考えると、普段見かける食品売り場の試食も理にかなった手法といえますね。
複数の利益を得る手段を考える
目標を決めて走り出し、マーケティングをしつつ、ときおり後ろを振り返って(進捗確認)修正しながらゴール(成果)する。
ざっくりとこのような流れで進めていけば、手が届きにくいと思っていた目標も現実的にやってくる予定になります。
仕事としての成果(利益)をより確実で安定するものにしていくには、
この方法でまわしていく仕事を条件を変えて複数持つことが大事です。
- 手に取りやすい価格帯のパッケージ(規格)を用意
- 自分にとって利益率の高い規格も用意
- 相手のニーズに合わせてオーダーメイドで提供
- さらには商品の企画や売り方についてノウハウを提供
例に挙げただけでも、様々な「手段×ボリューム」で組み合わせがあります。
組み合わせることで成果(利益)に安定性がもたらされるというお話。
コンサルである著者の視点~感想~
筋道が通っていて分かりやすい。
バカみたいな感想だけど、とても腑に落ちたんですよ。
少し前に、残業しない働き方とは、仕事の全体像を把握して効率化を図ることだ。という記事を書いた。
今回取り上げた服部さんのオリジナルの記事は、これの何十倍も分かりやすいし刺さる。
迷いがない文章ってそれだけでなんだか説得力があるし、能動的に動き出せる気がしてしまう。
それがコンサルタントという人たちが持つ能力や力量なのかもしれないけど。
それから、少し余談ですが、
「夢や目標を現実に」というテーマで成果とか利益とか言い出すと、何かと仕事やお金に結びつきがちなんですが、
これは趣味なんかにも当てはめて通用する方法なんじゃないかと思います。
スポーツ、モノづくり、表現・・・などなど
1つの事柄でも、いくつかの要素のバランスを調整することで見え方が変わってくるんです。
今回2つの記事を読んでバンドやってた頃を思い出し、勝手にそんな予感や納得感がありました。(自信は無いけど)
この記事は、私の解釈で内容をかなりざっくりと編集してしまっているので、
元の記事が気になった人はぜひ読んでください。(ステマ)
ではまた。
コンサルタント服部慎也さんのnote記事はこちら>>