突然ですが、あなたは次の質問に正しく答えられますか?
- メインの銀行口座にいくら入っているか
- 今月、クレジットカードでいくら使ってる?
- 収入から支出を差し引くと、だいたい月にどれくらいお金が残る?
すぐに答えられるひとはなかなかいないんじゃないでしょうか。
自分がいくら持っているかは手元にある現金だけではなく、資産全体=大きな財布を把握している必要がある。
そんな「大きな財布」の最新情報を簡単に確認できる方法があるのです。
結論から言うと、Money Forwardというサービスを使えば一発で分かります。
- 資産全体の流れを見えるようにしたい
- カード利用で貯まったポイントや電子マネーの残高も見たい
- 〇〇を買うためにあらためて家計を見直したい
こんなニーズに応えてくれるサービスです。
Money Forwardを使えるように段階を踏んで説明していきますね。
今まで手を動かして管理していた数字が自動的にグラフで見える化されると、「お金の出入りが図で示されるとこんなに分かりやすいのか!」と驚くはず。
その快適さをぜひ体験しましょう。
もくじ
【STEP1】クレジットカード・電子マネーを活用する
まずは現金での支払いを減らそう。
ここでいったん普段の支払いの場面を振り返ってみます。
家にストックを置きたくないという理由で、食料品・日用品などの消耗品を毎週買っていませんか?
たとえば普段イオンで買い物をしていたら、電子マネーを扱えるWAONカードを持ちましょう。持っていなければサービスカウンターなどで案内してくれます。
買い物に行くたびにWAONカードの残高をチェックして、少なくなったらチャージする。そしてレジではワンタッチで支払いを済ませる。
↓
レジの係員もレシートだけ出すだけで済み、店にもお客にも余計な負担が無い。
↓
さらに毎週買い物していると結構な早さでWAONポイントもたまってくる。
↓
そしてポイントを使えば本来なら無いはずの金額まで買い物ができる。
店側:顧客の囲い込みが効率的にできる
もちろん電子マネーだけでなくデビットカードも同じことが言えます。クレジットカードは実際に支払われるタイミングが遅れるだけで同じように使えますね。
そんな感じでワンタッチで決済できるお金の流れは、みんなにメリットがあります。
今まで「銀行口座からお金を引き出して財布に入れ、現金で買い物をしておつりを受け取る。」
↓
方法1「現金をチャージして、レジではカードをかざして決済」または
方法2「現金は一定金額以下になるとオートチャージ、レジではカードをかざして決済」
こんなふうに手続きがスマートになります。
カード払い・電子マネー払いの最大のメリットは、使用明細が自動的にまとまるのでどんな目的でいくら使ったのか一目瞭然ということ。
たとえば「食費はカードで支払う」と決めればいくら使ったのか簡単に把握できるのです。
【STEP2】インターネットバンキング(入出金明細照会)を活用する
銀行口座の入出金履歴はいつでもインターネットで確認しよう。
ふつう銀行口座の入出金は「取引」として通帳に記帳されます。
しかし、わざわざ銀行窓口やATMで通帳を記帳するのは手間で、おまけにしばらく記帳しないと件数がまとめられて詳細が分からなくなってしまいます。
そんな心配が一切いらないのがインターネットバンキングで、入出金の取引情報がすぐに確認できます。
金融機関ではネットで取引明細を確認できるサービスを始めているので利用しない手はないでしょう。
ジャンルは違いますが、携帯電話利用料金の明細もネットで確認することが主流となっていますね。
そういうわけでATMで記帳しなくてもお金の流れが確認できます。
また、カードを介してサービスを利用することでポイントが貯まっていくものがあります。
すでに例に挙げたイオンのWAONカード、TSUTAYAのTカード、楽天ポイントなどがポイント貯蓄型で、電子マネーには様々な種類があります。
そしてカードを利用して貯まったポイント分が、次回の買い物時にそのまま割引に使えます。
これは現金で支払いをしているだけでは発生しないメリットです。
いまはクレジットカードに電子マネーの機能がついている一体型のカードも増えています。
【STEP3】Money Forwardに情報を全て同期する
さていよいよMoney Forwardを使います。
①クレジットカード・電子マネー
②インターネットバンキング
上に挙げてきた2つの取引情報をMoney Forwardに登録します。
※二重認証など必ずセキュリティ対策をしましょう。
すると、いろいろな窓口を通じてバラバラに動いていた取引を全部まとめて整理してくれます。
しかも支出の種類(食費、交際費など)は自動で振り分けされるので、あっというまに家計簿が出来上がっていきます。
そうすると、自分の大きな財布=資産の全貌が見えてきます。
自分の資産を把握することの一番大きな意味は、
- 自分が今どんなことにお金を使っているのか?
- これからどんなことにお金を使っていきたいのか?
- 本当はどんな暮らしがしたいのか?
この3つが見えてくることにあるとわたしは考えます。
「自分にとって価値のあるものは何か?」
もちろん、お金で買えるものも買えないものもあります。
だからこそ、ひとまず自分の大きな財布を眺めて、理想の暮らしに思いを巡らせてみませんか。
まとめ
「大きな財布の中身が見えたら何が変わるんだろう?」
=ひとつひとつの消費に意識が向き、納得感が生まれる。
つまり自分自身の消費観念が変わります。
そして、納得感のあるお金の流れをつくるには・・・
お金の流れを自動的に記録できるサービスの導入(クレジット等)
↓
マネーフォワード
↓
生活の可視化
↓
お金・機会・人付き合いの見直し
という段階があると考えます。
生活の可視化・整理については、「未来に向かうときは自分を棚卸して、本当に好きなモノだけ持っていけばいい。」という記事を書いています。よろしければこちらもお読みください。