野良着に傘、という出で立ちで地響きのような和太鼓を打ち鳴らす。

歪ませた三味線とすり鉦(がね)が興奮をあおる。

盛り上がりとともにお客のほうへ突っ込んでいく。そのぶつかり合いが渦になってまた熱量が上がっていく。

150年前の音楽をパンクのフィルターを通して奏でる


音楽のルーツは日本の伝統的な民謡。

そして切腹ピストルズという名前からも80年代ハードコアパンクの影響が大きいことがわかる。

実際に見るとパンク×和楽器の相性のよさに驚く。

民謡は庶民が感情を解放する音楽だから、パンクの衝動感とすごくなじむんだと思う。

でも理屈抜きで、地鳴りのような和太鼓の音を浴びていると自然と身体が動き出す。

こういう音楽が楽しいと思うのは、DNAに刻まれたなにかが反応しているせいかもしれない。

そしてライブでは、海外バンドの曲を粋にやったらどうなるか?ということでカバーもやっている。

  • Dead Kennedys「Too Drug to fuck」
  • Sham 69「Rip Off」
  • Chaos UK「No Security」
  • 短いMCでは「俺たちはパンクにこだわらないが、パンクが俺たちを放っておかない」と言っていた。

    デッド・ケネディーズやファストパンク風アレンジの八木節も聞ける。

    神出鬼没であまり告知がないので、目撃できたらラッキーだと思う。

    切腹ピストルズ公式

    現場からは以上です。

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