最近の雑感。
関係ないけどこの記事の画像(アイキャッチ)、かわいくないですか?3分くらいでパッと作ったわりにお気に入りです。
誹謗中傷
大きく取り上げられたのもしばらく前になってしまったけれど、わたしは未だに木村花さんが亡くなったことについて考えてしまう。
テラスハウスの演出やヤラセについて、もうなにが真実かということには興味がないし、どうせ明らかにならないだろうとも思う。ただ遺族の気持ちが少しでも救われることを願っている。
テラスハウスの視聴者として今回の死に加担した感覚に陥ってしまって、しばらく心が沈んでいた。
ただ思い出すのは、花ちゃんが見せた不器用なほどに溢れ出てしまう好意とか、照れながら笑っている姿。すごくキュートだったんだよな。
人として好きになった彼女のあの姿は、リアリティーショーの中でも"リアル"であってほしいと今でも思っている。
この期に及んで本当に自分勝手な視聴者だけれど。
亡くなった直後に出た週刊プロレスを買って、木村花選手の追悼特集を読んだ。知れば知るほど人を惹きつける選手だったんだな。
そしてあらためて思ったことがある。好意は悪意にかき消されてしまうとしても、好きだという気持ちをちゃんと相手に伝えたい。
認めてもらう、肯定される、褒められるってシンプルに嬉しいし、そういう言葉がきっと辛い時のお守りになってくれるから。
友達との電話
コロナ情勢的にSTAY HOME推奨だし、10代や20代の頃のように友達と話すのもいいかもしれない、と思いつきでかけ始めた電話。
会っていない時期の出来事を聞く、他愛もない会話。
にもかかわらず、「わたしは話すことにこんなに飢えていたのか!」と自分で驚くほど会話のやりとりが楽しい。もちろん久しぶりというのもあるだろう。
高校の友達、大学の友達、バイトの同僚、音楽仲間、職場の先輩など。
近況を聞くにつれ、それぞれ当たり前にいまも暮らしていることにぐっときてしまう。この10年、知らないところでいろいろなことがあったんだろうなとつい想像するのだ。
「あの子と遊んでいた時期はアジカンをよく聴いていたな」とか、ふとしたときに思い出す。
楽しかった記憶や頑張っていた過去の自分に励まされたくて、つい昔の音楽ばかり聴いてしまったのが今年の上半期だ。
理由もないのに なんだか悲しい
泣けやしないから 余計に救いがない
そんな夜を温めるように歌うんだ
このASIAN KUNG-FU GENERATIONの「転がる岩、君に朝が降る」がいつも黙って側にいてくれているような気がする。
最近の気分そのままだ。孤独な夜の歌がどうしても好きになってしまう。
仕事の人間模様がストレスフルなので、プライベートでも思い出す瞬間がある。楽しい時間に水を刺されたようで気分が台無しだ。
もっと心を強く、もしくは無関心になりたいよ。
ただ、気持ちを外に向けて言葉にすることで、抱えていたものが軽くなることがある。だからたどたどしくとも、少しずつ言葉にしていきたいな。